テレビのニュースでは行楽地の賑わいの様子を伝えていますが、久木野での土日は各地で水路の掃除が行われています。
あちこちで田んぼを耕作しているまるごと農場は、今日が4本目の水路の掃除です。来週はもう1本掃除に出なければなりません。
水路の掃除はまさに共同作業です。水路を利用するすべての農家が参加しなければなりません。
しかし、これまで当たり前に行われていた水路掃除ですが、近年なかなか大変になってきています。
農家が高齢化し、離農する農家も増えてきました。そうすると水路の掃除に参加する農家も減ってきます。少人数で水路の管理をしなければならなくなっています。
しかも水路も老朽化し、補修が必要なところも増えています。つまり、人間も老朽化し水路も老朽化しているのです。
水がなければ田んぼの耕作はできません。田んぼに水を貯めてしまえばあとは何とかなるのですが、やはり農村の過疎化高齢化で一番の課題は水路の管理だと思われます。周りがみんな田んぼの耕作をやめてしまったら、最悪一人で水路の管路をしなければならなくなる状況も有り得るのです。
地域の農業を応援するまるごと農場としては、ここはしっかりサポートしていかなければならないと考えている分野でもあります。
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